「歌うま」の一員になりたいんじゃあない
- 2020.12.07
- 雑記・日記・つぶやき
それが良いこととか悪いことだとか言うつもりもない。
よそはよそ。うちはうち。
僕は目指さないってだけの話。
「歌うま」ってなんだろね。
この言葉にはすごく違和感がある。
僕は歌うことは世界一好きだと思ってるほど歌うことが好きだ。
でも、心から胸を打たれた歌手は数えるほどしかいない。
そもそも歌で感動することは滅多にない。
なぜってそれは綺麗事を歌ってるようにしか聞こえないから。
大した苦労もしないで、親の金で専門学校かなんかに行って、生活費も援助してもらいながらアルバイト代の殆どが服に消えておしゃれしてギターかなんか弾きながら希望だなんだって歌われてもね
なーんもこないのね。
余裕のない人生を生きてきた人間にとってはねそんなの美辞麗句のうざい歌にしか聞こえん
僕が聴きたいのは「生きようとの必死なうた」
歌手になりたいんじゃない、アーティストになりたいんだ。
コンフォートゾーンみたいなのと同じ?
大事なのは『誰に伝えたいのか』と『何を伝えたいのか』
つまりさ、鏡に映るのも他人の眼に映るのも「自分」なわけよ
歌っている「自分」と同じ匂いの人、目指してる上質世界が同じ人にしか響かないってこと
もし僕がおしゃれさんでキラキラした世界が好きでそこに強い憧れがある人間なら、先ほどの「歌ってます」がファッション的なアイコンの歌い手にはメチャ好感を抱いてるだろうしフォローとかしちゃうんだろうなって思う。
目的が違う。
僕が歌を届けたい人、言葉を伝えたい人、音楽を聴かせたい人は
いま辛い想いを抱いてる人。
キラキラした光の歌じゃ響かない人。
マイノリティの片隅にいて社会と上手く歩調が合わせられない人。
なぜって自分がそれを経験しながら生きて来たんだから、それしか本当の言葉で歌えるわけ無いじゃないか
経験してない想いとか、感じてないことを理解したふりして歌っても意味ない
そんなのアーティストじゃない。
僕なら聴きたいとは思わない。
大衆ウケする歌なんか歌っても意味がないよ
僕の歌声を「必要としてる」人、「伝わる人」にだけ全身全霊で届けることに生きれればそれでいい。
効果・効能、その人にはその人の役割がある
薬みたいなのと同じで、それぞれの症状にあった効力みたいなのがある。
風邪なら風邪薬だけど、風邪ではなくて喉の炎症だけなら喉のくすりがある。
眼が乾いてるから目薬させばいいのに、胃腸薬なんて飲まないよね。
「歌い手」にもそれぞれが輝ける場所と役割がある。
僕には僕の人生を生きてきたからこその伝えられる言葉がある。
逆に言えば、伝えられない言葉もあるってこと。
表現は正直すぎたけど、最初に述べた「歌うま」の人たちにもそのスタイルだからこそ伝わるフォロワーがいるってことを言いたかった。
歌に対する否定をしたいわけではないのでそこは。
それぞれが目指すものと伝えたい人には違いがあるってことね。
『何のために、誰のために、どうしたいから歌いたいのか』
それを自問自答することで自分の役割がわかってくるはず
Hunters Compass
進むべき方向は自分の心だけがわかってる。
答えはもう既にある。
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