【念能力を体得しよう】バカでも継続はできる
- 2020.04.12
- 念能力/修得・鍛錬
中3の時からずっと歌い続けている。
ここ8年のあいだは仕事後に1〜2時間ほぼ毎日、週6日ペースでカラオケボックスで歌っている。
時間が無くても30分は必ず歌いに行っている。
ただし、「カラオケ」をするために行っているわけではない。
声の研究と実験を繰り返し続け念能力にまで極めるためだ。
(厳密にいえば念能力発現のために必要なことのひとつとしてだ。)
そして何よりも「歌うことが好き」だから歌いに行っている。
自分でもかなり変わっているなとも、こんなに歌うことが好きな人はなかなかいないんじゃないかなとも思うが、ここで僕のこの「熱中」に対して笑ったり
引いたりする人はハンターではないと思っている。
そもそも僕のブログにピンときていないはずだ。
念能力を修得したい、ひとつの技術を極めようとしている人
そんな目標を持つあなたに何かヒントや閃きのきっかけになればと思い、継続についていろいろ伝えよう。
継続は力なり。
僕の継続のレキシ
【学生時代】:カラオケに行く金なんてないから部屋や風呂場で歌う。
早めに登校して、校舎の裏の声が響く人通りのない場所をみつけて歌って携帯に録音していた。
朝の登校はバス通学だったが帰りはあえて1時間20分くらいの距離を歩きながら歌う。(歌っているところを、向こうから来る車の運転手に見られたくないので、自分の進行方向と同じ車道側を選び歩いていたな。)
卒業後バイトして収入ができたのでヒトカラに行くようになる。
飲食店バイト時代に喉を壊して一年近く歌えなくなる。(ほんと辛かった)
諦めたくなかったので自然に治癒されるまでの間、海外のオーディション番組やgleeなどを見まくってイメトレし続ける。
ヒトカラ再開。
悔しさで、もっと歌を追求できる時間が欲しくて貯金するために県外の工場で働くことにする。
給料が落ち着くまでと、歌を研究できる場所が見つかる間の数ヶ月は寮近くの畑で夜な夜な歌を練習する。(田舎なので畑が広い)
その後、給料が安定してきたので昼勤務のときは仕事帰りに、夜勤のときは仕事前に毎日カラオケに電車で通うようになる。
働きながらほぼ毎日カラオケで歌ってるルーティンは変わらず。
カラオケの来店回数は1000回以上、
録音した時間は、ざっと4000時間は超えてると思う
継続のためにしていること
ではどうやってこんな長い間続けられるのか
それは好きだから。
このブログで何度も出てくる言葉になると思うけど
先に言っておきます。
好きなことじゃないと念能力は発現しません。
何が好きかがまだわからないのなら、それを探すことからだ。
興味があることをまずやってみる。
楽しい、ワクワクする気持ちを感じるなら、好きになるまで続けられるか試してみる。
ただし、この段階でとても大切なことがある。
それは、
それをやっている他の人たちと同じようなやり方(手法)で進まないといけないという考えを捨てること。
あなたは『自由』だということを忘れないこと。
それを「やろうと決めたのは自分」なんだ。
自分が楽しいと感じる「部分」から技術を伸ばしていってもいいんだ。
継続で、決してやってはいけないことは
周りと比べてしまって、自分にはそこは出来てない、と落ち込んで諦めに結びつけてしまうことだ。
それは、周りの人たちと同じコースを進もうとしているから、そのセオリーから劣っている自分=才能がない自分と判断してしまう危険な思考だからだ。
もう一度言う。
あなたは「自由」なんだ。
それは「仕事」じゃない。
あなたが手に取っているワクワクするそれは、あなたがやりたいと「自分で感じて、自分で手に取った」「自分でやると決めたもの」なんだ。
あなたがどういうやり方で成長しようとあなたの勝手ってことだ。
同じ分野で、あなたが今出来ていないことと、周りが今出来ていることを比べるとそれが大きな壁に感じてしまうだろう。
その時にその壁をよじ登って越えようとするな。
目の前のそれは【苦手分野】だ。
つまり念能力でいうと『系統違い』の部分だ。
レベルの足りないあなたが今、それを越えようとする労力は効率が悪すぎる(時間の無駄だと言ってもいい)
まず『壁は避けろ』
北の方向しかないと思うな。
北西や北東の方向に少しずれただけで壁の向こうへいけることもある。
思いきって西や東から迂回してでも前進することはできるんだ。
そして不思議なことだけど、好きでワクワクして楽しくて「今できる部分」を継続して伸ばしていくと、
そのかつて避けた、高かったはずの壁がふとした時にすんなり越えられるようになっているってことが結構多いんだ。
『ゴンは強化系 キルアは変化系だったわね』
『自分の系統だけを修行してもいいんだけど それだとどうしても応用のきかない使い手になってしまうし 効率もよくない』
『理想は山型! 自分の系統を中心に そのとなりの系統も鍛える』
『その時間の山のことよ』
『実は バランス良く他の系統の修行もやると自系統の覚えも早くなるの』出典:HUNTER×HUNTER 15巻 114話 83P
『いいこと? 系統別修行は
変→具→変→強→変のローテーションでやるのよ』
出典: HUNTER×HUNTER 15巻 146話 112P
まずは興味を持つものを見つけること。
好きになるものかどうか、とりあえずまず続けてみて見極めること。
『「感覚」ってのは似てるようで一人一人違うのよ』
『ヘタにあたしの「感覚」を伝えて先入観を植えつけたら 逆効果になることの方が多いしね』
出典:HUNTER×HUNTER 17巻 173話 156P
『念能力の とりわけ特殊技ってのは フィーリングが大事なの』
『「自分に合ってる」っていう認識がね』
出典:HUNTER×HUNTER 15巻 146話 104P
周りに溢れている「こうやるべき」ではなく
楽しい、ワクワクすると感じる「自分の感覚」を大事にして得意な部分をひたすら楽しんで伸ばしてくこと。
目の前のよじ登らないといけないほどの高い壁は避けること。
自分の得意系統を中心に、その近くの系統に手を伸ばしてみながら
とにかく楽しみ続けること
あと付け加えて、『批判は気にするな』だ。
あなたのやり方がオリジナルであるほど、型通りのやり方をしている人間が批判したがるだろう。
でも気にするな。
そもそも自分のやり方に満足できてる人は、他人のやり方に批判なんかしないんだから。
そいつは自分のやり方に内心疑問を持っていて、その葛藤をあなたに転嫁して自己肯定したいだけなんだ。
ただ、批判してくる人を敵だとは思う必要はない。
一つの「情報」として冷静に取捨選択するだけだ。
大切なことはあなたが
「自分でやりたいと思って、自分で選んだ。だから自分の楽しいと感じるようにやる」
ってことなんだから。
継続の間隔がなるべく途切れないようなライフスタイルを作っていく
もっとたくさん歌いたい!という気持ちが先にあって
じゃあどうやったらその時間を捻出できるのか、そのことを常に考えながら行動してきた。
●やりたいことをできる限りやるために時間管理術を知る
の記事でも書いたように、練習できる時間を確保できるように働き方を工夫したり、
会社での昼休憩の時にできることはないか、や
通勤・通学中にできないことはないかのアイデアを考えてみたりすることが大切だ。
●練習までのハードルをできる限りとりのぞく
練習をスタートするまでの移動などの負担をできる限り減らす。
僕の場合は、(弾き語り用のピアノ練習での例)隙間時間にすぐ練習できるようリビングに電子ピアノをセットしたままにしている。使い終わったからといって片付けたりはしない。
あとリュックに子供が使うようなおもちゃのミニピアノを常に持っておいて、会社の昼休憩中に車内でコードを練習できるようにしている。
やろうと思った時にすぐできる工夫が大事だ。
●進捗がわかるように毎回の練習した事実を必ず記録に残す
スマホのボイスレコーダーやビデオで残す、手帳にメモをとるなど。
隙間時間に何度も確認できる媒体だと常に意識しやすい。
●こうなりたい、というイメージを文字や絵で明確にする。
これと先ほどの記録することにもリンクするので大切。
●客観的、かつ肯定的に率直な意見を正確に正直に伝えてくれる信頼できる人をみつける
これはある程度継続ができてきた段階にでいいと思う。
誰かの受け売りではなく、その人の意見として述べてくれているか。
自分の目指してる目標や姿のイメージを共有し理解したうえで、素直な意見を述べてくれているか。
そして肯定的か、だ。
そこでとても大事なのがこの「客観的な意見を述べてくれる信頼できる人」の存在なんだ。
とにかく続けること
念能力は安定した日々の努力の積み重ねでしか磨かれない。
「月に4、5回やってます」なんてのもまあ「継続」に変わりないが、人生の時間のなかでそのペースでやっているとクオリティの意味でも「趣味」の域を超えないだろう。
念能力にまで昇華させるためには、ほんとうの意味での『継続』が不可欠なんだ。
そもそも月に数回やっていて心が満足している時点で、それはあなたの『念能力』としては向いていないと思う。
口をすっぱくして何度も述べるが
やりたくて仕方がない。
もっとやりたいのに全然時間が足りない。
これをやるために働いて稼いでいる。
それくらい興味があるものでないと念能力にまで発展しない。
もしこの記事を読んでいる人で「もう20代ではないし」とか、「歳」のことを気にしているかたはこう考えてみてほしい。
はじめは小さな光だ。
10年かかったとして、その10年を続けられる人はどれくらいいるだろうか。
20年続けられる人はどれくらいいるだろうか。
あの頃は20代には勝てなかった。
30代にもなかなか勝てなかった。
40代になると続けている人なんていなくなっていて、いつの間にかトップクラスになっていた。
そんなことを目標にするのも、あなたの人生ならできるのではないだろうか。
まずは自分がいる半径100メートル圏内で、1番を目指すことからでいい。
健闘を祈る!
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